学習スケジュール

勉強時間の目安ですが、50〜100時間と言われています。ですので、集中して学習するなら2週間程度でも大丈夫そうですが、例えば解き方がわからない問題があったとき、専門学校なら講師に聞くことができますが、独学の場合は色々な方法で調べる必要があります。
ですので、そういった復習や調べることも踏まえて、大体試験の1ヶ月、余裕があるなら2ヶ月前から学習を始めることをお薦めします。

教材について

市販のテキストと問題集を使って、学習することをお薦めします。また、どのテキストを使ったら良いか、ですが、TACやLECといった資格系の専門学校が出している本なら、どの書籍でも大丈夫だと思います。
また、簿記試験は、予想以上に時間配分が難しいです。ですので、必ず事前に時間を計って模試を解いておきましょう。

1ヶ月目

1ヶ月目は、簿記の原則や各勘定の意味、そして仕訳のやり方など、しっかりと基本を抑えることを意識しましょう。わからない部分があれば、とにかくテキストに戻って、決して穴を作らないようにしてください。また、簿記はテキストに載っている内容の全部が範囲となるので、ヤマをはって「ここは出ない！」などと考えるのも禁物です。

2ヶ月目

2ヶ月目は、練習問題を中心に学習しましょう。特に、簿記試験は仕訳が基本になるので、誇張ではなく全ての勘定で仕訳ができるようにしておきましょう。
また、本番の試験に向けて、難しい問題に挑戦する方もいらっしゃいます。ただ、市販の問題集は、実際の試験より難しく作られています。ですので、わからない部分があっても、そんなに気にしなくても大丈夫です。
ただ、簿記の試験は、過去問の傾向を覚えておくことが重要となるので、直近の数回の過去問は解いておきましょう。