貸倒引当金について
2025年10月6日
簿記3級では、第一問目の仕訳と第五問目の決算で、貸倒引当金の問題が出題されますが、これも苦手な方が多い問題の一つです。
貸倒引当金とは何か
そもそも、貸倒引当金はどのようなものか、という部分から確認していこうと思います。
皆さんが、例えば何かしらの商売を行っているとして、商品を売上げた際に、掛けや手形で販売することもあると思います。ただし、売上のタイミングによっては、その期内に回収できない場合があります。会計期間が1月1日から12月31日と仮定して、12月28日に掛けで売った場合などですね。
そして、翌期になって代金をきちんと回収できれば問題ないのですが、その企業が倒産してしまった場合、もちろん代金を回収できないので、損失となってしまいます。ですが、その売掛金を貸倒損失としてしまうと、当期の損失となってしまいます。
つまり、売上が発生した期と、損失が発生した期が異なるため、正しい決算書を作成できないという事象が発生してしまいます。
そこで、当期の受取手形、売掛金のうち、貸倒れの可能性がある分の金額を前もって分けておくのが貸倒引当金となります。
この貸倒引当金の問題、最初にも述べた通り、簿記では必出の問題の一つです。合格のためには、しっかりと理解することが必要となります。